ネットワーク共有からのパッケージ レイアウトの登録
共同開発およびマルチデバイス開発では、パッケージ、リポジトリ、ビルド フォルダーなどをコピーする必要があるため、時間がかかることがあります。Windows 10 バージョン 1709 以降で開発している場合は、パッケージ レイアウトをネットワーク共有にビルドしてから、ネットワークから直接リモート デバイスにレイアウトを登録できる機能を利用できます。
複数のユーザーがネットワーク共有上の 1 つのアプリ パッケージ レイアウトに投稿することができ、変更内容はアプリを登録した他のコラボレーターやユーザーに表示されます。 複数のデバイス用のアプリをビルドしている場合は、この機能を利用することで、テストのために各デバイスにアプリをコピーする必要がなくなります。
前提条件
デバイスは、Windows 10 Creators Update Insider ビルド 14965 以降である必要があります。
すべてのデバイスで、開発者モードとデバイスの検出が有効になっている必要があります。
コラボレーターには、ビルド フォルダーに対する読み取りと書き込みのアクセス権が必要です。
ユーザーに必要なのは、ビルド フォルダーへの読み取りアクセスのみです。
Visual Studio 内
Visual Studio で開発している場合は、こちらに記載されている手順に従います。
コマンド ラインから
Visual Studio で開発しておらず、コマンド ライン ツールを使用している場合は、WinAppDeployCmd を使用できます。 コマンド ライン ウィンドウからこれを行う方法の例を次に示します。
WinAppDeployCmd.exe registerfiles -remotedeploydir <network path> -ip <IP Address> -pin <target machine PIN>
Network Path - アプリのルーズ ファイルへのパス
IP Address – ターゲット マシンの IP アドレスをここに入力します
Pin – ターゲット デバイスとの接続を確立するために求められた場合に指定する PIN。 (認証が必要な場合に -pin オプションを指定して再試行するように求められます) PIN を取得する方法については、ここをクリックしてください。
テストおよび検証中にネットワーク共有内のファイルにアクセスする完全にパッケージ化されたアプリケーションをビルドすることもできます。 例についてはこちらのサンプルをご覧ください。