ツールヒント - MRTK2
通常、ヒントは、オブジェクトを詳しく調べるときにヒントや追加の情報を伝えるために使用されます。 ヒントを使用すると、物理環境内のオブジェクトに注釈を付けることができます。
ヒントの使用方法
ヒントは、階層に直接追加し、オブジェクトを対象にすることができます。
この方法を使用するには、ゲーム オブジェクトといずれかのヒント プレハブ (Assets/MRTK/SDK/Features/UX/Prefabs/Tooltips) をシーンの階層に追加します。 プレハブのインスペクター パネルで、ToolTip
スクリプトを展開します。 ヒントの状態を選択し、ヒントを構成します。 ヒントのそれぞれのテキストをテキスト フィールドに入力します。 スクリプトを ToolTipConnector
展開し、ヒントを階層から Target というラベルの付いたフィールドにドラッグします。 これにより、ヒントが オブジェクトにアタッチされます。
この使用方法で想定しているのは、常に表示するヒントか、ヒント コンポーネントのヒントの状態プロパティを変更することでスクリプトによって表示または非表示にするヒントです。
ヒントを動的に生成する
ヒントは、実行時にオブジェクトに動的に追加できるだけでなく、タップまたはフォーカス時に表示または非表示になるように事前設定することができます。 単純に任意のゲーム オブジェクトに ToolTipSpawner
スクリプトを追加します。 スクリプトのインスペクターで表示と非表示の遅延を設定できるほか、設定された期間後にヒントが消えるように有効期間を設定できます。 ヒントには、Spawner スクリプトの背景ビジュアルなどのスタイル プロパティも用意されています。 既定では、ヒントは Spawner スクリプトを使用してオブジェクトに固定されます。 これは、GameObject をアンカー フィールドに割り当てることで変更できます。
シーンの例
サンプル シーン (Assets/MRTK/Examples/Demos/UX/Tooltips/Scenes) では、ヒントのさまざまな例を見つけることができます。