サインイン ダイアログのタイトル バー
Windows 10 IoT Core では、仕様上、アプリケーション ウィンドウの周りにアプリケーション フレームが表示されず、フル スクリーンで表示されます。 しかし、バージョン 1809 では、一部のシステム ダイアログ ボックスに閉じるボタン付きのタイトル バーが追加され、ダイアログ ボックスの内容にキャンセル ボタンがない場合でも、ユーザーがダイアログ ボックスを閉じることができるようになりました。
サインイン ダイアログ ボックス
この機能が追加されたダイアログは、Microsoft アカウント (MSA) や Azure Active Directory (Azure AD) へのサインインに使用される ID ダイアログです。 これらは、Microsoft UWP アプリ サンプル リポジトリ の Web Account Management サンプルにあるように、アプリケーションで使用できます。
タイトル バーの高さを構成する
タイトル バーの既定の高さは 25 ピクセルですが、最大 50 ピクセルまで設定することができます。 50 以上の値は、50 に固定されます。 高さを 25 以下にすることもできますが、閉じるボタンの高さを決定する上で、ユーザーの操作性に悪影響を与える可能性があることを考慮してください。
たとえば、タイトル バーの高さを 32 ピクセルに設定する際の PowerShell の操作は以下のとおりです。
# Note that we're only using the variable to make the sample code more narrow
Set-Variable IoTRootKey "HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\IoTShellExtension"
Set-ItemProperty -Path "$IoTRootKey\Experiences\TitleBar" -Name Height -Type DWord -Value 32
Note
OEM イメージを作成する場合、レジストリ値を設定するには、「ランタイムのカスタマイズOEMInput.xml
」で説明されている ファイルを使用することをお勧めします。