ConnectToPrinterDlg 関数
ConnectToPrinterDlg 関数は、ユーザーがネットワーク上のプリンターを参照して接続できるようにするダイアログ ボックスを表示します。 ユーザーがプリンターを選択すると、関数はプリンターへの接続を作成しようとします。適切なドライバーがサーバーにインストールされていない場合、ユーザーにはプリンターをローカルで作成するオプションが与えられます。
構文
HANDLE ConnectToPrinterDlg(
_In_ HWND hwnd,
_In_ DWORD Flags
);
パラメーター
-
hwnd [in]
-
ダイアログ ボックスの親ウィンドウを指定します。
-
Flags [in]
-
このパラメーターは予約されており、0 である必要があります。
戻り値
関数が成功し、ユーザーがプリンターを選択した場合、戻り値は選択したプリンターのハンドルになります。
関数が失敗した場合、またはユーザーがプリンターを選択せずにダイアログ ボックスをキャンセルした場合、戻り値は NULL です。
注釈
注意
これはブロック関数または同期関数であり、すぐには返されない可能性があります。 この関数が返す速度は、ネットワーク状態、プリント サーバーの構成、プリンター ドライバーの実装要因など、アプリケーションの作成時に予測が困難な実行時の要因によって異なります。 ユーザー インターフェイスとの対話を管理するスレッドからこの関数を呼び出すと、アプリケーションが応答しなくなる可能性があります。
ConnectToPrinterDlg 関数は、選択したプリンターへの接続の作成を試みます。 ただし、プリンターが存在するサーバーに適切なドライバーがインストールされていない場合、関数はユーザーにプリンターをローカルで作成するオプションを提供します。 呼び出し元のアプリケーションは、PRINTER_INFO_2構造体を使用して GetPrinter を呼び出し、その構造体の Attributes メンバーを調べることで、関数がプリンターをローカルに作成したかどうかを判断できます。
アプリケーションで DeletePrinter を 呼び出して、ローカル プリンターを削除する必要があります。 アプリケーションは DeletePrinterConnection を 呼び出して、プリンターへの接続を削除する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
|
ライブラリ |
|
[DLL] |
|