MFPKEY_EXATTRIBUTE_SUPPORTED プロパティ
Media Foundation 変換 (MFT) が入力サンプルから出力サンプルに属性をコピーするかどうかを指定します。
データ型
PROPVARIANT 型 (vt)
PROPVARIANT メンバー
VARIANT_BOOL
VT_BOOL
boolVal
注釈
この属性には、次の値を指定できます。
値 | 説明 |
---|---|
VARIANT_TRUE | MFT は、入力サンプルから出力サンプルに属性をコピーします。 |
VARIANT_FALSE | メディア セッションは、入力サンプルから出力サンプルに属性をコピーします。 MFT が出力サンプルに設定した属性は上書きされません。 |
この属性を取得するには、IPropertyStore インターフェイスの MFT で QueryInterface を呼び出します。
既定値は VARIANT_FALSE です。 MFT が IPropertyStore インターフェイスを公開しない場合、またはこのプロパティが設定されていない場合は、値を VARIANT_FALSEとして扱います。
このプロパティは読み取り専用です。
注意
この属性は非同期 MFT には適用されません。 この属性の値に関係なく、属性は入力サンプルから非同期 MFT の出力サンプルにコピーされません。
例
次の例では、MFT がサンプル属性をコピーした場合にVARIANT_TRUEを返します。
BOOL TransformCopiesSampleAttributes(IMFTransform *pMFT)
{
BOOL bCopiesAttributes = FALSE;
IPropertyStore *pProps = NULL;
HRESULT hr = pMFT->QueryInterface(IID_PPV_ARGS(&pProps));
if (SUCCEEDED(hr))
{
PROPVARIANT var;
hr = pProps->GetValue(MFPKEY_EXATTRIBUTE_SUPPORTED, &var);
if (SUCCEEDED(hr))
{
bCopiesAttributes =
(var.vt == VT_BOOL && var.boolVal == VARIANT_TRUE);
PropVariantClear(&var);
}
pProps->Release();
}
return bCopiesAttributes;
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
|
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