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マニフェスト転送の使用

Web 発行ウィザードとオンライン印刷順序付けウィザードでは、マニフェストの転送を使用して、クライアント コンピューターとサーバー サイト間のデータ転送の詳細を伝えます。

マニフェスト転送の目的

マニフェスト転送には、転送先階層やファイルのメタデータなどの詳細を含む、転送に関連するファイルが記述されます。 サーバー側スクリプトでは、不適切なファイルを一覧から削除し、ファイルを転送する方法と場所に関する情報を追加することで、マニフェストを変更できます。

マニフェストは、プロパティ window.external.Property("TransferManifest") XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM) ドキュメント として公開されます。 XML DOM の詳細については、「IXMLDOMDocument/DOMDocument」を参照してください。

マニフェスト転送のトップレベル組織は次のとおりです。

<transfermanifest>
    <filelist/>
    <folderlist/>
    <uploadinfo/>
</transfermanifest>

サーバー側の HTML ページでは、マニフェスト内のノードを使用して、コピーするファイルに関する特定の情報を取得し、それに応じてサービスの UI を変更できます。 たとえば、写真印刷サイトでは情報を使用して選択した画像のサムネイルを表示し、ストレージ サイトはその情報を使用してそのユーザーに十分な格納域を確保できます。 マニフェストの転送ノードと属性の詳細については、「マニフェスト転送のスキーマ」を参照してください。

マニフェスト転送スキーマは、スキーマで明示的に定義されていない要素がマニフェスト転送に表示されるように、オープン モデルとして記述されます。 そのため、プロバイダー サイトでは、マニフェストの有効性を妨げることなく、独自の使用のために独自の要素を追加する場合があります。 スキーマは、要素の順序が制限されないようにも定義されます。

Note

マニフェストは、新しいプロバイダーが選択されるたびに再作成されるため、プロバイダーはサイト情報をマニフェストに格納できます。

 

マニフェスト転送のスキーマ