WM_SETHOTKEY メッセージ
ホット キーをウィンドウに関連付けるためにウィンドウに送信されます。 ユーザーがホット キーを押すと、システムによってウィンドウがアクティブになります。
#define WM_SETHOTKEY 0x0032
パラメーター
-
wParam
-
下位ワードは、ウィンドウに関連付ける仮想キー コードを指定します。
上位ワードには、CommCtrl.h の次の値のうち 1 つ以上を指定できます。
wParam をNULL に設定すると、ウィンドウに関連付けられているホット キーが削除されます。
値 説明 - HOTKEYF_ALT
- 0x04
ALT キー - HOTKEYF_CONTROL
- 0x02
Ctrl キー - HOTKEYF_EXT
- 0x08
拡張キー - HOTKEYF_SHIFT
- 0x01
Shift キー -
lParam
-
このパラメーターは使用されません。
戻り値
戻り値は次のいずれかです。
戻り値 | 説明 |
---|---|
|
関数が失敗しました。ホット キーが無効です。 |
|
関数が失敗しました。ウィンドウが無効です。 |
|
関数は成功し、他のウィンドウには同じホット キーがありません。 |
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関数は成功しましたが、別のウィンドウには既に同じホット キーがあります。 |
注釈
ホット キーを子ウィンドウに関連付けることはできません。
VK_ESCAPE、 VK_SPACE、 VK_TAB は無効なホット キーです。
ユーザーがホット キーを押すと、システムは wParam が SC_HOTKEY に等しく、lParam がウィンドウのハンドルと等しいWM_SYSCOMMAND メッセージを生成します。 このメッセージが DefWindowProc に渡されると、ウィンドウの最後のアクティブなポップアップ (存在する場合) またはウィンドウ自体 (ポップアップ ウィンドウがない場合) がフォアグラウンドに表示されます。
ウィンドウに含めることができるホット キーは 1 つだけです。 ウィンドウに既にホット キーが関連付けられている場合は、新しいホット キーによって古いキーが置き換えられます。 複数のウィンドウに同じホット キーがある場合、ホット キーによってアクティブ化されるウィンドウはランダムです。
これらのホット キーは、 RegisterHotKey によって設定されたホット キーとは無関係です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
|