リージョンを使用したヒット テスト
ヒット テストの目的は、カーソルが特定のオブジェクト (アイコンやボタンなど) の上にあるかどうかを判断することです。 次の例では、2 つの四角形の領域の和集合を形成することによって、プラス記号の形の領域を作成します。 変数 ポイント が最新のクリックの位置を保持しているとします。 このコードでは、 ポイント がプラスの形をした領域にあるかどうかを確認します。 ポイントが領域 (ヒット) にある場合、領域は不透明な赤いブラシで塗りつぶされます。 それ以外の場合、その領域は半透明の赤のブラシで塗りつぶされます。
Point point(60, 10);
// Assume that the variable "point" contains the location
// of the most recent click.
// To simulate a hit, assign (60, 10) to point.
// To simulate a miss, assign (0, 0) to point.
SolidBrush solidBrush(Color());
Region region1(Rect(50, 0, 50, 150));
Region region2(Rect(0, 50, 150, 50));
// Create a plus-shaped region by forming the union of region1 and region2.
// The union replaces region1.
region1.Union(®ion2);
if(region1.IsVisible(point, &graphics))
{
// The point is in the region. Use an opaque brush.
solidBrush.SetColor(Color(255, 255, 0, 0));
}
else
{
// The point is not in the region. Use a semitransparent brush.
solidBrush.SetColor(Color(64, 255, 0, 0));
}
graphics.FillRegion(&solidBrush, ®ion1);