IWSDAsyncResult インターフェイス (wsdclient.h)
非同期操作を表します。
継承
IWSDAsyncResult インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IWSDAsyncResult には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IWSDAsyncResult インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IWSDAsyncResult::Abort 非同期操作を中止します。 |
IWSDAsyncResult::GetAsyncState 非同期操作の状態を取得します。 |
IWSDAsyncResult::GetEndpointProxy 非同期操作のエンドポイント プロキシを取得します。 |
IWSDAsyncResult::GetEvent イベントの結果を含むWSD_EVENT構造体を取得します。 |
IWSDAsyncResult::HasCompleted 操作が完了したかどうかを示します。 |
IWSDAsyncResult::SetCallback 非同期操作が完了したときに呼び出すコールバック インターフェイスを指定します。 |
IWSDAsyncResult::SetWaitHandle 操作が完了したときに設定する待機ハンドルを指定します。 |
解説
IWSDAsyncResult インターフェイスを使用して、イベントまたはメッセージ通知を受信したり、操作の完了をポーリングしたりするための待機ハンドルを設定できます。 また、非同期操作の状態を取得し、イベントの結果と応答本文を取得することもできます。
IWSDAsyncCallback インターフェイスを使用すると、WSDAPI メッセージングとイベント処理をサポートする非同期呼び出しパターンを提供できます。これにより、アプリケーションは操作の状態に基づいてコールバック通知を受信できます。
失敗した非同期操作は、完了した非同期操作として扱われます。 エラーまたはエラー情報は、IWSDAsyncCallback::AsyncOperationComplete メソッドを使用して IWSDAsyncCallback インターフェイスから取得できます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wsdclient.h (Wsdapi.h を含む) |