CHANGEFILTERSTRUCT 構造体 (winuser.h)
ChangeWindowMessageFilterEx 関数を呼び出して取得した拡張結果情報を格納します。
構文
typedef struct tagCHANGEFILTERSTRUCT {
DWORD cbSize;
DWORD ExtStatus;
} CHANGEFILTERSTRUCT, *PCHANGEFILTERSTRUCT;
メンバー
cbSize
型: DWORD
この構造体のサイズ (バイト単位)。
に設定する sizeof(CHANGEFILTERSTRUCT)
必要があります。それ以外の場合、関数は ERROR_INVALID_PARAMETERで失敗します。
ExtStatus
型: DWORD
関数が成功した場合、このフィールドには次のいずれかの値が含まれます。
注釈
フィルター設定に関係なく、 WM_USERよりも値 が小さい特定のメッセージは、フィルターを通過する必要があります。 この関数を使用してこのようなメッセージを許可またはブロックしようとしても、影響はありません。
アプリケーションでは 、ChangeWindowMessageFilter 関数を使用して、プロセス全体の方法でメッセージを許可またはブロックできます。 プロセス メッセージ フィルターまたはウィンドウ メッセージ フィルターによってメッセージが許可されている場合は、そのメッセージがウィンドウに配信されます。
次の表に、 ExtStatus で返される可能性のある値を示します。
より高いスコープで既に許可されているメッセージ | ウィンドウのメッセージ フィルターで既に許可されているメッセージ | 要求された操作 | 成功時に ExtStatus で返されるインジケーター |
---|---|---|---|
いいえ | いいえ | MSGFLT_ALLOW | MSGFLTINFO_NONE |
いいえ | いいえ | MSGFLT_DISALLOW | MSGFLTINFO_ALREADYDISALLOWED_FORWND |
いいえ | いいえ | MSGFLT_RESET | MSGFLTINFO_NONE |
いいえ | はい | MSGFLT_ALLOW | MSGFLTINFO_ALREADYALLOWED_FORWND |
いいえ | はい | MSGFLT_DISALLOW | MSGFLTINFO_NONE |
いいえ | はい | MSGFLT_RESET | MSGFLTINFO_NONE |
はい | いいえ | MSGFLT_ALLOW | MSGFLTINFO_NONE |
はい | いいえ | MSGFLT_DISALLOW | MSGFLTINFO_ALLOWED_HIGHER |
はい | いいえ | MSGFLT_RESET | MSGFLTINFO_NONE |
はい | はい | MSGFLT_ALLOW | MSGFLTINFO_ALREADYALLOWED_FORWND |
はい | はい | MSGFLT_DISALLOW | MSGFLTINFO_ALLOWED_HIGHER |
はい | はい | MSGFLT_RESET | MSGFLTINFO_NONE |
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |