GetGestureConfig 関数 (winuser.h)
ウィンドウから Windows Touch ジェスチャ メッセージを送信する構成を取得します。
構文
BOOL GetGestureConfig(
[in] HWND hwnd,
[in] DWORD dwReserved,
[in] DWORD dwFlags,
[in] PUINT pcIDs,
[in, out] PGESTURECONFIG pGestureConfig,
[in] UINT cbSize
);
パラメーター
[in] hwnd
ジェスチャ構成を取得するウィンドウへのハンドル。
[in] dwReserved
この値は予約されており、0 に設定する必要があります。
[in] dwFlags
ジェスチャ構成を取得するためのオプションを示すジェスチャ コマンド フラグ値。 詳細とサポートされる値については、「解説」を参照してください。
[in] pcIDs
pGestureConfig バッファー内のジェスチャ構成構造の数のサイズ。
[in, out] pGestureConfig
ジェスチャ構成を指定するジェスチャ構成構造の配列。
[in] cbSize
ジェスチャ構成 (GESTURECONFIG) 構造のサイズ。
戻り値
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 拡張エラー情報を取得するには、 GetLastError 関数を使用します。
注釈
cbSize パラメーターに sizeof(GESTURECONFIG)
以外の値を渡すと、この関数の呼び出しが失敗し、GetLastError は ERROR_INVALID_PARAMETER (10 進数で 87) を返します。
次の表に、ジェスチャの構成値を示します。
名前 | 値 | 説明 |
---|---|---|
GCF_INCLUDE_ANCESTORS | 0x00000001 | 指定した場合、 GetGestureConfig は、指定されたウィンドウとその親ウィンドウ チェーンの統合構成を返します。 |
例
GESTURECONFIG gc[3];
UINT uiGcs = 3;
ZeroMemory(&gc, sizeof(gc));
gc[0].dwID = GID_ZOOM;
gc[1].dwID = GID_ROTATE;
gc[2].dwID = GID_PAN;
BOOL bResult = GetGestureConfig(hWnd, 0, 0, &uiGcs, gc, sizeof(GESTURECONFIG));
if (!bResult){
DWORD err = GetLastError();
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |
API セット | ext-ms-win-ntuser-misc-l1-2-0 (Windows 8.1 で導入) |