smiOID 構造体 (winsnmp.h)
[SNMP は、[要件] セクションで指定されたオペレーティング システムで使用できます。 今後のバージョンでは変更されるか、利用できなくなる場合もあります。 代わりに、WS-Man の Microsoft 実装である Windows リモート管理を使用します。
WinSNMP smiOID 構造体は、オブジェクト識別子を複数の WinSNMP 関数に渡します。 構造体は、 SnmpGetVb 関数の呼び出しで変数バインド エントリの変数名も受け取ります。
smiOID 構造体には、名前付きオブジェクトのサブ識別子の可変長配列へのポインターが含まれています。 構造体には、 smiVALUE 構造体のメンバーを指定できます。
構文
typedef struct {
smiUINT32 len;
smiLPUINT32 ptr;
} smiOID, *smiLPOID;
メンバー
len
ptr メンバーが指す配列内の要素の数を示す符号なし長整数を指定します。
ptr
オブジェクト識別子のサブ識別子を表す符号なし長整数の配列へのポインター。
解説
smiOID 構造体では、ptr メンバーが指す配列の形式は、配列要素ごとに 1 つのサブ識別子です。 たとえば、文字列 "1.3.6.1" は 4 つの要素 {1,3,6,1}の配列になります。
Microsoft WinSNMP 実装では、すべての出力 smiOID 構造体に対してメモリの割り当てと割り当てを解除します。 WinSNMP アプリケーションは、実装が smiOID 構造体の ptr メンバーに割り当てるメモリを解放しないでください。 代わりに、アプリケーションは SnmpFreeDescriptor 関数を呼び出してメモリを解放する必要があります。
WinSNMP アプリケーションは、可変長の入力記述子オブジェクトにメモリを割り当てるので、そのメモリを解放する必要があります。 詳細については、「WinSNMP データ管理の概念」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | winsnmp.h |