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RtlAddGrowableFunctionTable 関数 (winnt.h)

コードを含むメモリの領域を表す動的関数テーブルをシステムに通知します。

構文

NTSYSAPI DWORD RtlAddGrowableFunctionTable(
  [out] PVOID             *DynamicTable,
        PRUNTIME_FUNCTION FunctionTable,
  [in]  DWORD             EntryCount,
  [in]  DWORD             MaximumEntryCount,
  [in]  ULONG_PTR         RangeBase,
  [in]  ULONG_PTR         RangeEnd
);

パラメーター

[out] DynamicTable

成功した場合に新しく追加されたテーブルへの不透明な参照を受け取る変数へのポインター。

FunctionTable

コード領域のアンワインド情報 を提供するRUNTIME_FUNCTION エントリの部分的に塗りつぶされた配列へのポインター。 この配列内のエントリは、 BeginAddress メンバーの昇順で並べ替えたままにする必要があります。

[in] EntryCount

関数テーブルに現在設定されているエントリの数。 この値は 0 である場合があります。

[in] MaximumEntryCount

関数テーブルの容量。

[in] RangeBase

関数テーブルによって記述されるメモリ範囲の先頭。

[in] RangeEnd

関数テーブルによって記述されるメモリ範囲の末尾。

戻り値

この関数は、成功すると 0 を返します。 (詳細)。

NTSTATUS 値の一覧については、以下を参照してくださいhttp://msdn.microsoft.com/en-us/library/cc704588(PROT.10).aspx

注釈

コードがメモリ領域に追加されると、関数テーブルが拡張される可能性があります。 テーブル内のエントリは並べ替える必要があります。 このテーブルは、ランタイムによって生成されたコードを使用して例外をディスパッチしたり、スタック バックトレースを収集したりするために使用されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winnt.h (Windows.h を含む)
Library Ntdll.lib
[DLL] Ntdll.dll