SetPolyFillMode 関数 (wingdi.h)
SetPolyFillMode 関数は、多角形を塗りつぶす関数の多角形塗りつぶしモードを設定します。
構文
int SetPolyFillMode(
[in] HDC hdc,
[in] int mode
);
パラメーター
[in] hdc
デバイス コンテキストへのハンドル。
[in] mode
新しい塗りつぶしモード。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。
値 | 意味 |
---|---|
|
代替モードを選択します (各スキャン ラインの奇数と偶数の多角形の辺の間の領域を塗りつぶします)。 |
|
巻き取りモードを選択します (任意の領域に 0 以外の巻き取り値が設定されます)。 |
戻り値
戻り値は、前の塗りつぶしモードを指定します。 エラーが発生した場合、戻り値は 0 です。
注釈
一般に、モードは、複雑で重なり合う多角形を塗りつぶす必要がある場合にのみ異なります (たとえば、中央に五角形を含む 5 ポイントのstarを形成する 5 辺の多角形)。 このような場合、ALTERNATE モードはポリゴン内の囲まれた領域 (つまり、starのポイント) をすべて塗りつぶしますが、WINDING モードはすべての領域 (つまり、ポイントと五角形) を塗りつぶします。
塗りつぶしモードが ALTERNATE の場合、GDI は、各スキャン ラインの奇数と偶数の多角形の辺の間の領域を塗りつぶします。 つまり、GDI は、1 番目と 2 番目の側、3 番目と 4 番目の側の間の領域を塗りつぶします。
フィル モードが WINDING の場合、GDI は 0 以外の巻き取り値を持つ任意の領域を塗りつぶします。 この値は、ポリゴンの描画に使用されるペンが領域を回る回数として定義されます。 多角形の各エッジの方向が重要です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wingdi.h (Windows.h を含む) |
Library | Gdi32.lib |
[DLL] | Gdi32.dll |