IWiaItem::D eviceCommand メソッド (wia_xp.h)
IWiaItem::D eviceCommand は、Windows イメージ取得 (WIA) ハードウェア デバイスにコマンドを発行します。
構文
HRESULT DeviceCommand(
[in] LONG lFlags,
[in] const GUID *pCmdGUID,
[in, out] IWiaItem **pIWiaItem
);
パラメーター
[in] lFlags
型: LONG
現在使用されていません。 ゼロに設定してください。
[in] pCmdGUID
型: const GUID*
WIA ハードウェア デバイスに送信するコマンドを指定する一意識別子を指定します。 有効なデバイス コマンドの一覧については、「 WIA デバイス コマンド」を参照してください。
[in, out] pIWiaItem
種類: IWiaItem**
出力時に、このポインターはコマンドによって作成された項目 (存在する場合) を指します。
戻り値
型: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
アプリケーションでは、このメソッドを使用して、WIA コマンドをハードウェア デバイスに送信します。
アプリケーションが WIA_CMD_TAKE_PICTURE コマンドをデバイス IWiaItem::D eviceCommand に送信すると、WIA ランタイム システムによって、イメージを表す IWiaItem オブジェクトが作成されます。 IWiaItem::D eviceCommand メソッドは、インターフェイスのアドレスを pIWiaItem パラメーターに格納します。
アプリケーションは、pIWiaItem パラメーターを介して受け取るインターフェイス ポインターで IUnknown::Release メソッドを呼び出す必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wia_xp.h (Wia.h を含む) |
Library | Wiaguid.lib |
[DLL] | Wiaservc.dll |