IEnumWIA_DEV_INFO::Next メソッド (wia_xp.h)
IEnumWIA_DEV_INFO::Next メソッドは、IWiaPropertyStorage インターフェイスへのポインターの配列を埋めます。
構文
HRESULT Next(
[in] ULONG celt,
[out] IWiaPropertyStorage **rgelt,
[in, out] ULONG *pceltFetched
);
パラメーター
[in] celt
種類: ULONG
rgelt パラメーターによって示される配列内の配列要素の数を指定します。
[out] rgelt
種類: IWiaPropertyStorage**
IWiaPropertyStorage インターフェイス ポインターの配列のアドレスを受け取ります。 IEnumWIA_DEV_INFO::Next は、この配列にインターフェイス ポインターを格納します。
[in, out] pceltFetched
種類: ULONG*
出力時に、このパラメーターには rgelt パラメーターによって示される配列に実際に格納されているインターフェイス ポインターの数が含まれます。
戻り値
型: HRESULT
列挙するデバイスが残っている間、このメソッドはS_OKを返します。 列挙が完了すると、S_FALSEが返されます。 メソッドが失敗した場合は、標準の COM エラー コードが返されます。
注釈
アプリケーションでは、このメソッドを使用して、使用可能な各 Windows イメージ取得 (WIA) ハードウェア デバイスのプロパティのクエリを実行します。 これを行うために、アプリケーションは割り当てる IWiaPropertyStorage インターフェイス ポインターの配列を渡します。 また、パラメーター celt 内の配列要素の数も渡します。 IEnumWIA_DEV_INFO::Next メソッドは、配列に IWiaPropertyStorage インターフェイスへのポインターを入力します。 アプリケーションは、デバイスがサポートするプロパティのインターフェイスに対してクエリを実行できます。
アプリケーションは、rgelt パラメーターを介して受け取るインターフェイス ポインターで IUnknown::Release メソッドを呼び出す必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wia_xp.h (Wia.h を含む) |
Library | Wiaguid.lib |