CVssWriter::SetWriterFailure メソッド (vswriter.h)
SetWriterFailure メソッドは、このライターがエラー条件を検出し、エラー条件を設定することを示します。
SetWriterFailure は、 CVssWriter 基本クラスによって実装される保護されたメソッドです。
構文
HRESULT SetWriterFailure(
[in] HRESULT hr
);
パラメーター
[in] hr
設定するエラー コード。 このメソッドで設定できるエラー コードを次に示します。
値 | 説明 |
---|---|
|
シャドウ コピーには、アプリケーション コンポーネントを正しくバックアップするために必要なボリュームのサブセットのみが含まれます。 |
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別のシャドウ コピーが作成された場合に発生する可能性のあるエラーが原因でライターが失敗しました。 |
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リソース割り当てエラーが原因でライターが失敗しました。 |
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バックアップ、復元、またはシャドウ コピーの作成プロセス全体が再起動された場合に発生しない可能性があるエラーが原因でライターが失敗しました。 |
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フリーズ状態と解凍状態の間の時間が、CVssWriter::Initialize で設定されたタイムアウト値 (dwTimeoutFreeze) を超えたため、ライターはシャドウ コピーの作成を完了できませんでした。 |
戻り値
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
解説
このメソッドは、 CVssWriter::OnIdentify または CVssWriterEx::OnIdentifyEx から呼び出すことはできません。
ライターのイベント ハンドラー ( CVssWriter::OnFreeze など) がこのメソッドを呼び出す場合は、イベント ハンドラーを呼び出したのと同じスレッドで呼び出す必要があります。 詳細については、「 ライター イベントの処理」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | vswriter.h (Vss.h、VsWriter.h を含む) |
Library | VssApi.lib |