TSPI_providerConfig関数 (tspi.h)
TSPI_providerConfig関数は使用されていません。 TAPI バージョン 1.4 以前のサービス プロバイダーは、この TSPI 関数を実装できます。 TAPI バージョン 2.0 以降の TSP では 、TUISPI_providerConfigが実装されます。
TSPI_providerConfig関数は、ユーザーから構成情報を収集します。 ダイアログ ボックスを使用できます。このダイアログ ボックスには、特定のデバイスのセットアップ用に他の API (Comm/datamodem など) に関連付けられているサブダイアログ ボックスを含めることができます。
構文
LONG TSPIAPI TSPI_providerConfig(
HWND hwndOwner,
DWORD dwPermanentProviderID
);
パラメーター
hwndOwner
関数が構成時に必要なダイアログ ボックス ウィンドウを作成できる親ウィンドウのハンドル。
dwPermanentProviderID
サービス プロバイダーの永続的なプロバイダー識別子。
戻り値
関数が成功した場合は 0 を返し、エラーが発生した場合はエラー番号を返します。 可能な戻り値は次のとおりです。
LINEERR_OPERATIONFAILED、LINEERR_NOMEM。
注釈
この関数は、サービス プロバイダーの使用中 (つまり、 TSPI_providerInit と TSPI_providerShutdownの呼び出しの間) に呼び出される場合があります。
TSPI によって表示される動作に影響を与える変更は、サービス プロバイダーが次の TSPI_providerInitで再起動された場合にのみ有効になります。
バージョン 1.4 以前の Windows テレフォニーで提供されているテレフォニー コントロール パネル ユーティリティは、セットアップ コマンドが呼び出されたときにこの関数を呼び出します。
TAPI レベルに直接対応する関数はありません。 TAPI では、アプリケーションは機能 lineConfigDialog と phoneConfigDialog にアクセスできます。これにより、インストール後に特定の回線または電話のパラメーターを構成できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tspi.h |