IPInterfaceInfo 構造体 (tcpioctl.h)
[この構造は、将来のバージョンの Windows で変更または使用できない可能性があります。]
IPInterfaceInfo 構造体には、IOCTL_TCP_QUERY_INFORMATION_EXコントロール コードによって返される特定の IP インターフェイスに関する情報が含まれています。
構文
typedef struct IPInterfaceInfo {
ulong iii_flags;
ulong iii_mtu;
ulong iii_speed;
ulong iii_addrlength;
uchar iii_addr[1];
} IPInterfaceInfo;
メンバー
iii_flags
このインターフェイスでサポートされる通信の種類。 このメンバーには、次の値の 1 つ以上を指定できます。
値 | 意味 |
---|---|
|
ポイント ツー ポイント。 |
|
ポイント対マルチポイント。 |
|
一方向の通信。 |
iii_mtu
最大伝送単位: インターフェイスで送受信できる最大データグラムのサイズ (バイト単位)。
iii_speed
1 秒あたりのビット数でのインターフェイスの現在の帯域幅の推定値。 帯域幅が変化しないインターフェイス、または正確な推定ができないインターフェイスの場合、このメンバーには公称帯域幅が含まれます。
iii_addrlength
iii_addr メンバーに含まれる、このインターフェイスに関連付けられている IP アドレスの長さ (バイト単位)。
iii_addr[1]
このインターフェイスに関連付けられている IP アドレス。 Windows Vista では、これが物理アドレスです。
注釈
これは可変長構造体であり、そのサイズは 、iii_addr メンバーに IPv4 アドレスと IPv6 アドレスのどちらが含まれているかに依存します。 バッファーを安全に格納するのに十分な大きさのバッファーを割り当てるには、サイズを使用します。
sizeof(IPInterfaceInfo) + MAX_PHYSADDR_SIZE
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | tcpioctl.h |