ITAutomatedPhoneControl::p ut_PhoneHandlingEnabled メソッド (tapi3if.h)
put_PhoneHandlingEnabled メソッドは、PhoneHandlingEnabled プロパティを設定します。 プロパティを設定すると、この電話機のすべての自動電話操作機能が有効または無効になります。 機能には、電話のトーンとリングの自動制御、電話のフックスイッチ状態に基づく自動通話処理が含まれます。
構文
HRESULT put_PhoneHandlingEnabled(
[in] VARIANT_BOOL fEnabled
);
パラメーター
[in] fEnabled
VARIANT_TRUE場合、電話の処理が有効になります。 VARIANT_FALSE場合、電話の処理は無効になります。 既定値は VARIANT_FALSE です。
戻り値
メソッドが成功した場合は、S_OK を返します。 それ以外の場合は、エラー値を返します。
解説
通常、アプリケーションは、PhoneHandlingEnabled プロパティをVARIANT_TRUEに設定する前に、ITAutomatedPhoneControl インターフェイスに他のプロパティ (必要な自動電話操作機能の詳細を構成するために) を設定します。 ただし、 put_PhoneHandlingEnabled メソッドを呼び出した後でプロパティを調整して、機能を有効にすることもできます。
ITPhone::Close メソッドの呼び出しで電話を閉じると、PhoneHandlingEnabled プロパティは自動的にVARIANT_FALSEにリセットされます。
PhoneHandlingEnabled プロパティを VARIANT_TRUE に設定し、電話に呼び出し音デバイスがない場合は、システムの既定のオーディオ デバイスで呼び出し音が再生されます。たとえば、サウンドカードスピーカーなどです。 詳細については、「 PHONECAPS_LONG」を参照してください。
電話の自動対話機能を取得および設定するプロパティ メソッドの一覧については、「 ITAutomatedPhoneControl」を参照してください。
必要条件
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tapi3if.h (Tapi3.h を含む) |
Library | Uuid.lib |
[DLL] | Tapi3.dll |