SCHEDULE_HEADER構造体 (schedule.h)
SCHEDULE_HEADER構造は、レプリケーション ソースのレプリケーション スケジュール データを格納するために使用されます。 SCHEDULE 構造体には、SCHEDULE_HEADER構造体の配列が含まれています。
構文
typedef struct _SCHEDULE_HEADER {
ULONG Type;
ULONG Offset;
} SCHEDULE_HEADER, *PSCHEDULE_HEADER;
メンバー
Type
この構造体に含まれるスケジュール データの種類を定義する次のいずれかの値が含まれます。
SCHEDULE_INTERVAL
スケジュールには、一連の間隔が含まれています。 Offset メンバーには、SCHEDULE_DATA_ENTRIES要素を含むバイト配列へのオフセットが含まれます。 配列内の各バイトは、週の 1 時間を表します。 最初の 1 時間は、日曜日の朝 GMT の 00:00 です。
各バイトの下位 4 ビットの各ビットは、ソースがレプリケーションに使用できる 1 時間以内の 15 分のブロックを表します。 次の一覧では、バイナリ値の一覧を示し、時間値の下位 4 ビットの各ビットについて説明します。
バイナリ値 | 説明 |
---|---|
1000 | その 1 時間の中で、0 分から 14 分までの間、レプリケーションのためにソースが利用できます。 |
0100 | ソースは、1 時間後の 15 分から 29 分後のレプリケーションに使用できます。 |
0010 | ソースは、1 時間後の 30 分から 44 分後のレプリケーションに使用できます。 |
0001 | ソースは、1 時間後の 45 分から 59 分後のレプリケーションに使用できます。 |
これらのビットを組み合わせて、ソースが使用可能な複数の 15 分ブロックを作成できます。 たとえば、バイナリ値 0111 は、ソースが時間の 0 分から 44 分後に使用可能であることを示します。
各バイトの上位 4 ビットは使用されません。
SCHEDULE_BANDWIDTH
サポートされていません。
SCHEDULE_PRIORITY
サポートされていません。
Offset
SCHEDULE 構造体の先頭からこのスケジュールのデータまでのオフセットをバイト単位で格納します。 このデータのサイズと形式は、 Type メンバーによって定義されたスケジュールの種類によって異なります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
Header | schedule.h |