PeerGraphOpenDirectConnection 関数 (p2p.h)
PeerGraphOpenDirectConnection 関数を使用すると、アプリケーションはピア グラフ内のノードとの直接接続を確立できます。 接続は、アプリケーションが接続しているノードが PEER_GRAPH_EVENT_DIRECT_CONNECTION イベントにサブスクライブしている場合にのみ行うことができます。 その後、アプリケーションはデータを別のノードに直接送信できます。 この関数の呼び出しは非同期です。
構文
NOT_BUILD_WINDOWS_DEPRECATE HRESULT PeerGraphOpenDirectConnection(
[in] HGRAPH hGraph,
[in] PCWSTR pwzPeerId,
[in] PPEER_ADDRESS pAddress,
[out] ULONGLONG *pullConnectionId
);
パラメーター
[in] hGraph
ピア グラフへの処理。
[in] pwzPeerId
接続するユーザーまたはノードの一意の ID へのポインター。 このパラメーターは、指定したアドレスに複数の ID をアタッチできるため、特定のユーザーを識別するために使用されます。
[in] pAddress
接続するノードのアドレスを含む PEER_ADDRESS 構造体へのポインター。
[out] pullConnectionId
要求された接続の接続 ID を受け取ります。
戻り値
関数呼び出しが成功した場合、戻り値は S_OK。 それ以外の場合は、次のいずれかの値が返されます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
グラフへのハンドルが無効です。 |
|
この関数を使用する前に、 PeerGraphStartup の呼び出しでグラフを初期化する必要があります。 |
注釈
PeerGraphOpenDirectConnection の呼び出しは非同期呼び出しです。 直接接続の成功または失敗をアプリケーションに通知するために、 PEER_GRAPH_EVENT_DIRECT_CONNECTION イベントがトリガーされます。 関数の成功または失敗の実際の状態は、 PEER_GRAPH_EVENT_DATA 構造体に示されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP と SP2 [デスクトップ アプリのみ],Windows XP SP1 と Advanced Networking Pack forWindows XP |
サポートされている最小のサーバー | サポートなし |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | p2p.h |
Library | P2PGraph.lib |
[DLL] | P2PGraph.dll |