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SpValidateTargetInfoFn コールバック関数 (ntsecpkg.h)

指定した SECPKG_TARGETINFO 構造体が有効なターゲットを表していることを検証します。

構文

SpValidateTargetInfoFn Spvalidatetargetinfofn;

NTSTATUS Spvalidatetargetinfofn(
  [in, optional] PLSA_CLIENT_REQUEST ClientRequest,
  [in]           PVOID ProtocolSubmitBuffer,
  [in]           PVOID ClientBufferBase,
  [in]           ULONG SubmitBufferLength,
  [in]           PSECPKG_TARGETINFO TargetInfo
)
{...}

パラメーター

[in, optional] ClientRequest

LSA クライアントの認証要求に関する情報を含む不透明な LSA_CLIENT_REQUEST データ構造へのポインター。 カスタム認証パッケージは、クライアントが関数を呼び出す際に受け取った値 ( LsaApCallPackageLsaApLogonUser など) を渡して、出力パラメーターを返す必要があります。

[in] ProtocolSubmitBuffer

クライアントによって送信される入力バッファーへのポインター。

[in] ClientBufferBase

クライアントのアドレス空間内の入力バッファーのベース アドレス。

[in] SubmitBufferLength

ProtocolSubmitBuffer バッファーのサイズ (バイト単位)。

[in] TargetInfo

検証するターゲットを指定する SECPKG_TARGETINFO 構造体へのポインター。

戻り値

関数が成功し、指定したターゲットが有効なターゲットである場合は、STATUS_SUCCESSを返します。

関数が失敗した場合は、失敗した理由を示す NTSTATUS コードを返します。

注釈

SSP/AP は SpValidateTargetInfo 関数を実装する必要があります。ただし、実装に与えられる実際の名前は開発者が指定します。

SpValidateTargetInfo 関数へのポインターは、SpLsaModeInitialize 関数から受信したSECPKG_FUNCTION_TABLE構造体で使用できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ntsecpkg.h

こちらもご覧ください

SECPKG_FUNCTION_TABLE