InkClipboardModes 列挙 (msinkaut.h)
クリップボードのコピー オプションを指定します。
構文
typedef enum InkClipboardModes {
ICB_Copy = 0,
ICB_Cut = 0x1,
ICB_ExtractOnly = 0x30,
ICB_DelayedCopy = 0x20,
ICB_Default = ICB_Copy
} ;
定数
ICB_Copy 値: 0 インクがクリップボードにコピーされます。 |
ICB_Cut 値: 0x1 インクが切り取られ、クリップボードにコピーされます。 |
ICB_ExtractOnly 値: 0x30 インクはクリップボードにコピーされません。 通常、クリップボードにコピーする前に、テキストなどの他のものをインクに追加する場合は、このオプションを使用します。 |
ICB_DelayedCopy 値: 0x20 遅延レンダリングは、クリップボードに格納されるデータの量を減らすために使用されます。 貼り付け要求が行われると、データがレンダリングされます。 |
ICB_Default 値: ICB_Copy コピー モードは、インクのコピーに使用されます。 |
注釈
DelayedCopy フラグを使用すると、データ オブジェクトと直接やり取りし、クリップボードに書式を追加できます。
注意DelayedCopy フラグを使用した結果としてメモリ リークが発生する可能性を回避するには、OleFlushClipboard メソッドまたは OleSetClipboard メソッドを呼び出す必要があります。 これは、ClipboardCopy メソッドの最後の呼び出しで DelayedCopy フラグが使用された場合に、アプリケーションが終了する前に行う必要があります。
OleSetClipboard メソッドと SetDataObject メソッドは、クリップボードの内容を置き換えます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP Tablet PC Edition [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | サポートなし |
Header | msinkaut.h |