IResultDataCompareEx::Compare メソッド (mmc.h)
IResultDataCompareEx::Compare メソッドは、結果ウィンドウに挿入するスコープと結果アイテムを並べ替える目的で、プライマリ スナップインで項目を比較する方法を提供します。
構文
HRESULT Compare(
[in] RDCOMPARE *prdc,
[out] int *pnResult
);
パラメーター
[in] prdc
比較対象の項目に関する情報と、結果ウィンドウ リスト ビューのどの列が並べ替えられているかを保持する RDCOMPARE 構造体へのポインター。
[out] pnResult
スナップインでは、pnResult を比較の結果に設定する必要があります。
- 項目 1 < 項目 2 の場合は負の整数
- 項目 1 == 項目 2 の場合はゼロ (0)
- 項目 1 > 項目 2 の場合、任意の正の整数
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
解説
Compare には、結果ウィンドウに表示されるスコープ オブジェクトと結果アイテム オブジェクトの並べ替え順序を決定するためのメカニズムが用意されています。 MMC によって提供される組み込みの並べ替えでは、C ランタイム ライブラリの文字列比較関数のみを使用してデータを比較します。 このインターフェイスが実装されている場合は、すべての比較に使用されます。
比較は、昇順の並べ替え順序に基づく必要があります。 ユーザーが標準の結果ビュー ヘッダーを切り替えると、コンソールによって比較結果が補完され、降順の並べ替え順序になります。
IResultDataCompareEx インターフェイスは、仮想リストの並べ替えに呼び出されません。 これは、スナップインが仮想リストのすべてのアイテム データ ストレージを保持するためです。スナップインはアイテム自体を並べ替える必要があります。 スナップインでは、仮想リストの並べ替えを提供するために IResultOwnerData インターフェイスを実装する必要があります。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mmc.h |