IMFSampleGrabberSinkCallback2 インターフェイス (mfidl.h)
IMFSampleGrabberSinkCallback インターフェイスを拡張します。
継承
IMFSampleGrabberSinkCallback2 インターフェイスは、IMFSampleGrabberSinkCallback から継承します。 IMFSampleGrabberSinkCallback2 には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IMFSampleGrabberSinkCallback2 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IMFSampleGrabberSinkCallback2::OnProcessSampleEx サンプル グラバー シンクが新しいメディア サンプルを受け取ったときに呼び出されます。 (IMFSampleGrabberSinkCallback2.OnProcessSampleEx) |
解説
このコールバック インターフェイスは、サンプル グラバー シンクで使用されます。 IMFSampleGrabberSinkCallback::OnProcessSample メソッドに代わる OnProcessSampleEx メソッドを追加することで、IMFSampleGrabberSinkCallback インターフェイスを拡張します。
OnProcessSampleEx メソッドは、メディア サンプルの属性を含むパラメーターを追加します。 属性を使用して、フィールド支配やテレシネ フラグなど、サンプルに関する情報を取得できます。
このインターフェイスを使用するには、次の操作を行います。
- インターフェイスを公開するコールバック オブジェクトを実装します。
- MFCreateSampleGrabberSinkActivate 関数を呼び出して、サンプル グラバー シンクを作成します。 pIMFSampleGrabberSinkCallback パラメーターにコールバック ポインターを渡します。
- サンプル グラバー シンクは、コールバック オブジェクトで QueryInterface を呼び出します。
- コールバック オブジェクトが IMFSampleGrabberSinkCallback2 インターフェイスを 公開する場合、サンプル グラバー シンクは OnProcessSampleEx コールバック メソッドを使用します。 それ以外の場合、サンプル グラバー シンクでは、古い OnProcessSample コールバック メソッドが使用されます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mfidl.h |