IMFRateSupport インターフェイス (mfidl.h)
逆再生など、サポートされている再生レートの範囲を照会します。
このインターフェイスへのポインターを取得するには、サービス識別子MF_RATE_CONTROL_SERVICEを使用して IMFGetService::GetService を呼び出します。
継承
IMFRateSupport インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IMFRateSupport には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IMFRateSupport インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IMFRateSupport::GetFastestRate オブジェクトでサポートされている最速の再生速度を取得します。 |
IMFRateSupport::GetSlowestRate オブジェクトでサポートされている最も遅い再生速度を取得します。 |
IMFRateSupport::IsRateSupported オブジェクトが指定された再生速度をサポートしているかどうかを照会します。 |
注釈
アプリケーションでは、このインターフェイスを使用して、可能な最も高速で最も遅い再生速度を検出し、特定の再生レートがサポートされているかどうかを照会できます。 アプリケーションは、メディア セッションからこのインターフェイスを取得します。 内部的には、メディア セッションはパイプライン内のオブジェクトに対してクエリを実行します。 詳細については、「 How to Determine Supported Rates」を参照してください。
現在の再生レートを取得し、再生レートを変更するには、 IMFRateControl インターフェイスを使用します。
再生レートは、通常の再生レートの比率で表されます。 逆再生は負のレートで表されます。 再生は 間引 きまたは 間引きされません。 シン再生では、ソース データの一部がスキップされます (通常は差分フレーム)。 非シン再生では、すべてのソース データがレンダリングされます。
パイプライン オブジェクト (メディア ソース、変換、またはメディア シンク) を記述する場合は、このインターフェイスの実装が必要になる場合があります。 詳細については、「 レート制御の実装」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mfidl.h |