次の方法で共有


MFCreateVideoRendererActivate 関数 (mfidl.h)

拡張ビデオ レンダラー (EVR) メディア シンクのアクティブ化オブジェクトを作成します。

構文

HRESULT MFCreateVideoRendererActivate(
  [in]  HWND        hwndVideo,
  [out] IMFActivate **ppActivate
);

パラメーター

[in] hwndVideo

ビデオが表示されるウィンドウにハンドルします。

[out] ppActivate

IMFActivate インターフェイスへのポインターを受け取ります。 このインターフェイスを使用して、EVR を作成します。 呼び出し元はインターフェイスを解放する必要があります。

戻り値

関数は HRESULT を返します。 有効な値を次の表に示しますが、これ以外にもあります。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドが成功しました。

注釈

EVR を作成するには、取得したIMFActivate ポインターで IMFActivate::ActivateObject を呼び出します。 (メディア セッションを使用している場合、トポロジをキューに入れると、メディア セッションによって ActivateObject が自動的に呼び出されます)。

EVR を構成するには、ActivateObject を呼び出す前に、IMFActivate オブジェクトに次のいずれかの属性を設定します。

属性 説明
MF_ACTIVATE_CUSTOM_VIDEO_MIXER_ACTIVATE カスタム ミキサーのアクティブ化オブジェクト。
MF_ACTIVATE_CUSTOM_VIDEO_MIXER_CLSID カスタム ミキサーの CLSID。
MF_ACTIVATE_CUSTOM_VIDEO_MIXER_FLAGS カスタム ミキサーを作成するためのフラグ。
MF_ACTIVATE_CUSTOM_VIDEO_PRESENTER_ACTIVATE カスタム発表者のアクティブ化オブジェクト。
MF_ACTIVATE_CUSTOM_VIDEO_PRESENTER_CLSID カスタム発表者の CLSID。
MF_ACTIVATE_CUSTOM_VIDEO_PRESENTER_FLAGS カスタム発表者を作成するためのフラグ。
 

IMFActivate::ActivateObject が呼び出されると、アクティブ化オブジェクトは IMFVideoDisplayControl::SetVideoPosition を呼び出して、EVR のビデオ ウィンドウを設定します。 hwndVideo パラメーターに NULL を渡すことはエラーではありませんが、EVR に有効なビデオ ウィンドウがない限り、ビデオはレンダリングされません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mfidl.h
Library Mf.lib
[DLL] Mf.dll

こちらもご覧ください

アクティブ化オブジェクト

拡張ビデオ レンダラー

メディア ファンデーション機能