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IFileSystemImage::p ut_StageFiles メソッド (imapi2fs.h)

ファイル システム イメージに追加するファイルを、書き込み前にステージングするかどうかを決定します。

構文

HRESULT put_StageFiles(
  [in] VARIANT_BOOL newVal
);

パラメーター

[in] newVal

ファイル システム イメージに追加されたファイルを強制的に 1 つ以上のステージ ファイルにステージングしてから書き込むには、VARIANT_TRUE に設定します。 それ以外の場合は、ステージングが必要なく、より高いパフォーマンスが必要な場合は、VARIANT_FALSE に設定します。

戻り値

S_OKは成功時に返されますが、実装の結果として他の成功コードが返される場合があります。 次のエラー コードは、通常、操作の失敗時に返されますが、考えられる唯一のエラー値を表すわけではありません。

リターン コード 説明
E_NOTIMPL
実装されていません。

値: 0x80004001

注釈

"ステージング" は、書き込み操作の開始前に、書き込まれるすべてのファイルを含むイメージがハード ドライブに作成されるプロセスです。

このプロパティを VARIANT_TRUE に設定すると、プロパティが設定された後に追加されるファイルにのみ影響します。これらのファイルは常にステージングされます。 指定したプロパティ値 のVARIANT_TRUEより前にステージングされなかったファイルはステージングされません。

VARIANT_FALSEを指定することで、ファイル システム イメージの作成プロセスは次の 2 つの方法で最適化されます。

  • イメージ生成に必要な時間を短縮する
  • IMAPI によってローカル ディスクで使用される領域が少なくなります
ただし、書き込み中のバッファー アンダーランの問題を回避するには、ステージングされていないファイルに対する読み取り操作には、特定の最小スループットが必要です。 ファイルのアクセシビリティまたはスループットがバーナーの要件を満たさない場合、IMAPI は、指定されたプロパティ値に関係なくファイル ステージングを適用します。 たとえば、USB フラッシュ ディスクなどのリムーバブル 記憶域デバイスからのソース ファイルに対してファイル ステージングが適用されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista、SP2 を使用した Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー imapi2fs.h

こちらもご覧ください

IFileSystemImage

IFileSystemImage::get_StageFiles