次の方法で共有


GetErrorMode 関数 (errhandlingapi.h)

現在のプロセスのエラー モードを取得します。

構文

UINT GetErrorMode();

戻り値

プロセス エラー モード。 この関数は、次のいずれかの値を返します。

戻りコード/値 形容
0
システムの既定値を使用します。すべてのエラー ダイアログ ボックスが表示されます。
SEM_FAILCRITICALERRORS
0x0001
システムには、重大エラー ハンドラー のメッセージ ボックスは表示されません。 代わりに、システムは呼び出し元のプロセスにエラーを送信します。
SEM_NOALIGNMENTFAULTEXCEPT
0x0004
システムはメモリアラインメントエラーを自動的に修正し、アプリケーションから見えないようにします。 これは、呼び出し元プロセスとすべての子孫プロセスに対して行われます。 この機能は、特定のプロセッサ アーキテクチャでのみサポートされます。 詳細については、「SetErrorMode」を参照してください。
SEM_NOGPFAULTERRORBOX
0x0002
システムに Windows エラー報告ダイアログが表示されません。
SEM_NOOPENFILEERRORBOX
0x8000
ファイルの検索に失敗した場合、メッセージ ボックスは表示されません。 代わりに、エラーは呼び出し元のプロセスに返されます。

備考

各プロセスには、アプリケーションが重大なエラーに応答する方法をシステムに示すエラー モードが関連付けられています。 子プロセスは、その親プロセスのエラー モードを継承します。

プロセスのエラー モードを変更するには、SetErrorMode 関数を使用します。

Windows 7: 呼び出し元は、SetErrorMode よりも SetThreadErrorMode 優先する必要があります。これは、システムの通常の動作に対する中断が少ないためです。 GetThreadErrorMode は、GetErrorMode 対応する呼び出し関数です。

必要条件

要件 価値
サポートされる最小クライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされる最小サーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
ターゲット プラットフォーム ウィンドウズ
ヘッダー errhandlingapi.h (Windows.h を含む)
ライブラリ Kernel32.lib
DLL Kernel32.dll

関連項目

エラー処理関数

エラー モードの

GetThreadErrorMode

SetErrorMode