DXVAHD_STREAM_STATE_OUTPUT_RATE_DATA 構造体 (dxvahd.h)
Microsoft DirectX Video Acceleration High Definition (DXVA-HD) を使用する場合の入力ストリームの出力フレーム レートを指定します。
構文
typedef struct _DXVAHD_STREAM_STATE_OUTPUT_RATE_DATA {
BOOL RepeatFrame;
DXVAHD_OUTPUT_RATE OutputRate;
DXVAHD_RATIONAL CustomRate;
} DXVAHD_STREAM_STATE_OUTPUT_RATE_DATA;
メンバー
RepeatFrame
必要に応じて、デバイスでフレーム レート変換を実行する方法を指定します。 既定の状態値は FALSE (補間) です。
値 | 意味 |
---|---|
|
デバイスはフレームを繰り返します。 |
|
デバイスはフレームを補間します。 |
OutputRate
DXVAHD_OUTPUT_RATE列挙体のメンバーとして出力レートを指定します。
CustomRate
カスタム出力レートを DXVAHD_RATIONAL 構造体として指定します。 OutputRate が DXVAHD_OUTPUT_RATE_CUSTOMと等しくない限り、このメンバーは無視されます。 既定の状態値は 1/1 です。
ビデオ プロセッサでサポートされているカスタム レートの一覧を取得するには、 IDXVAHD_Device::GetVideoProcessorCustomRates を呼び出します。 カスタム レートを使用する場合は、この一覧から取得する必要があります。
解説
出力レートでは、デバイスが入力ストリームのフレーム レートを変換する必要がある場合があります。 その場合、 RepeatFrame の値は、デバイスが補間されたフレームを作成するか、単に入力フレームを繰り返すかを制御します。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | dxvahd.h |