コールバック関数PFUNCTION_TABLE_ACCESS_ROUTINE (dbghelp.h)
StackWalk64 関数で使用されるアプリケーション定義のコールバック関数。 プロセスのランタイム関数テーブルへのアクセスを提供します。
PFUNCTION_TABLE_ACCESS_ROUTINE64型は、このコールバック関数へのポインターを定義します。 FunctionTableAccessProc64 は、アプリケーション定義関数名のプレースホルダーです。
構文
PFUNCTION_TABLE_ACCESS_ROUTINE PfunctionTableAccessRoutine;
PVOID PfunctionTableAccessRoutine(
[in] HANDLE hProcess,
[in] DWORD AddrBase
)
{...}
パラメーター
[in] hProcess
スタック トレースが生成されるプロセスのハンドル。
[in] AddrBase
配置する命令のアドレス。
戻り値
関数は、ランタイム関数テーブルへのポインターを返します。 x86 コンピューターでは、これは FPO_DATA 構造体へのポインターです。 Alpha コンピューターでは、これは IMAGE_FUNCTION_ENTRY 構造体へのポインターです。
解説
このコールバック関数は、 PFUNCTION_TABLE_ACCESS_ROUTINE コールバック関数よりも優先されます。 PFUNCTION_TABLE_ACCESS_ROUTINE は、DbgHelp.h で次のように定義されています。
#if !defined(_IMAGEHLP_SOURCE_) && defined(_IMAGEHLP64)
#define PFUNCTION_TABLE_ACCESS_ROUTINE PFUNCTION_TABLE_ACCESS_ROUTINE64
#else
typedef
PVOID
(__stdcall *PFUNCTION_TABLE_ACCESS_ROUTINE)(
__in HANDLE hProcess,
__in DWORD AddrBase
);
#endif
要件
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | dbghelp.h |
再頒布可能パッケージ | DbgHelp.dll 5.1 以降 |