ID3DInclude::Open メソッド (d3dcommon.h)
シェーダー #include ファイルの内容を開いて読み取るためのユーザー実装メソッド。
構文
HRESULT Open(
D3D_INCLUDE_TYPE IncludeType,
LPCSTR pFileName,
LPCVOID pParentData,
LPCVOID *ppData,
UINT *pBytes
);
パラメーター
IncludeType
種類: D3D_INCLUDE_TYPE
#include ファイルの場所を示すD3D_INCLUDE_TYPE型指定された値。
pFileName
種類: LPCSTR
#include ファイルの名前。
pParentData
種類: LPCVOID
#include ファイルを含むコンテナーへのポインター。 コンパイラは pParentData で NULL を渡す場合があります。 詳細については、「 効果のコンパイル (Direct3D 11)」の「インクルード ファイルの検索」セクションを参照してください。
ppData
種類: LPCVOID*
include ディレクティブを含むバッファーへのポインター。 このポインターは、ID3DInclude::Close を呼び出すまで有効なままです。
pBytes
型: UINT*
Open が ppData で返すバイト数へのポインター。
戻り値
型: HRESULT
ユーザー実装メソッドは、S_OKを返す必要があります。 #include ファイルの読み取り時に Open が失敗した場合、 Open が呼び出される原因となったアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) は失敗します。 このエラーは、次のいずれかの状況で発生する可能性があります。
- 高レベルシェーダー言語 (HLSL) シェーダーは 、D3D10CompileShader*** 関数のいずれかで失敗します。
- 効果は D3D10CreateEffect*** 関数の 1 つで失敗します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | d3dcommon.h |
Library | D3DCompiler.lib |
[DLL] | D3DCompiler_47.dll |