MTSCreateActivity 関数 (comsvcs.h)
[MTSCreateActivity は、[要件] セクションで指定したオペレーティング システムで 使用できます。 今後のバージョンでは変更されるか、利用できなくなる場合もあります。 代わりに、 CoCreateActivity 関数を 使用します。
同期または非同期のバッチ処理を行うアクティビティをシングル スレッド アパートメントに作成します。
構文
HRESULT MTSCreateActivity(
[in] REFIID riid,
[out] void **ppobj
);
パラメーター
[in] riid
ppObj パラメーターによって返されるインターフェイスの ID。 IMTSActivity へのポインターが返されるように、このパラメーターは常にIID_IMTSActivityする必要があります。
[out] ppobj
アクティビティ オブジェクトのインターフェイスへのポインター。 アクティビティ オブジェクトは、 MTSCreateActivity の呼び出しによって自動的に作成されます。
戻り値
このメソッドは、E_INVALIDARG、E_OUTOFMEMORY、E_FAIL、S_OKの標準戻り値を返すことができます。
注釈
MTSCreateActivity は、バッチ作業を COM+ システムに送信するために使用されるアクティビティ オブジェクトを作成します。 MTSCreateActivity を介して送信されるバッチ作業は、同期または非同期のいずれかであり、シングルスレッド アパートメント (STA) で実行できます。
MTSCreateActivity は、MTSCreateActivity の呼び出しによって作成されたオブジェクトの IMTSActivity インターフェイスへのポインターを返します。 IMTSActivity のメソッドを使用して、バッチ作業を同期的に行うか非同期的に行うかを決定します。 バッチ作業自体は、 IMTSCall インターフェイスを介して実装されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | comsvcs.h |
Library | ComSvcs.lib |
[DLL] | ComSvcs.dll |