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WSDGenerateFaultEx 関数 (wsdutil.h)

SOAP エラーを生成します。

構文

HRESULT WSDGenerateFaultEx(
  [in]  WSDXML_NAME               *pCode,
  [in]  WSDXML_NAME               *pSubCode,
  [in]  WSD_LOCALIZED_STRING_LIST *pReasons,
  [in]  LPCWSTR                   pszDetail,
  [out] WSD_SOAP_FAULT            **ppFault
);

パラメーター

[in] pCode

SOAP エラー コード。

考えられるエラー コードの一覧を次に示します。 各障害コードの説明については、次を参照してください。

SOAP バージョン 1.2 仕様

VersionMismatch

MustUnderstand

DataEncodingUnknown

送信者

受信者

[in] pSubCode

障害サブコード。

[in] pReasons

ローカライズされた理由コードの一覧を含むWSD_LOCALIZED_STRING_LIST構造体。

[in] pszDetail

エラーに関連するアプリケーション固有のエラー情報が含まれます。

[out] ppFault

生成されたエラーを含む WSD_SOAP_FAULT 構造体。 WSDFreeLinkedMemory の呼び出しで ppFault を解放する必要があります。

戻り値

可能な戻り値には、次のものが含まれますが、これらに限定されません。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドが正常に完了しました。
E_INVALIDARG
pszCode または pReasonsNULL です
E_POINTER
ppFaultNULL です

解説

SOAP エラーは、失敗した SOAP メッセージに関するエラー情報を伝える方法を提供します。 さまざまな Web サービス プロトコルによってエラーが拡張され、コンテキスト エラー情報が提供されます。場合によっては、WS-Eventing のように、クライアントがデバイスが特定の機能をサポートしているかどうかを判断する際に、エラーが特定のメッセージ パターンの一部として想定されます。

次のエラー サブコードは、WSDAPI によって実装されません。

  • InvalidMessageInformationHeader
  • MessageInformationHeaderRequired
  • UnsupportedExpirationType
  • InvalidMessage
  • FilteringNotSupported

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wsdutil.h (Wsdapi.h を含む)
Library Wsdapi.lib
[DLL] Wsdapi.dll