WLX_MPR_NOTIFY_INFO 構造体 (winwlx.h)
[WLX_MPR_NOTIFY_INFO構造は、Windows Server 2008 および Windows Vista では使用できなくなりました。
WLX_MPR_NOTIFY_INFO構造は、識別情報と認証情報をネットワーク プロバイダーに提供します。
GINA DLL は、認証が成功した後、この情報を Winlogon に返します。 Winlogon は、メイン構造体と、 構造体内から指されているすべての文字列の両方を解放する役割を担います。
構文
typedef struct _WLX_MPR_NOTIFY_INFO {
PWSTR pszUserName;
PWSTR pszDomain;
PWSTR pszPassword;
PWSTR pszOldPassword;
} WLX_MPR_NOTIFY_INFO, *PWLX_MPR_NOTIFY_INFO;
メンバー
pszUserName
ログオンしているアカウントの名前へのポインター ("user_name" など)。
pszUserName が指す文字列は、GINA DLL によって個別に割り当てる必要があります。 Winlogon によって割り当てが解除されます。
pszDomain
ログオンに使用するドメインの名前へのポインター。
pszDomain によって指される文字列は、GINA DLL によって個別に割り当てられる必要があります。 Winlogon によって割り当てが解除されます。
pszPassword
ユーザー アカウントのプレーンテキスト パスワードへのポインター。 pszOldPassword が NULL でない場合、pszPassword にはパスワード変更操作の新しいパスワードが含まれます。
pszPassword によって指される文字列は、GINA DLL によって個別に割り当てられる必要があります。 Winlogon によって割り当てが解除されます。
パスワードの保護については、「パスワードの 処理」を参照してください。
pszOldPassword
パスワードが変更されたユーザー アカウントのプレーンテキストの古いパスワードへのポインター (この場合、 pszPassword には新しいパスワードが含まれています)。
pszOldPassword によって指される文字列は、GINA DLL によって個別に割り当てられる必要があります。 Winlogon によって割り当てが解除されます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
Header | winwlx.h |