SetProcessRestrictionExemption 関数 (winuser.h)
呼び出しプロセスを制限から除外し、デスクトップ プロセスが Windows ストア アプリ環境と対話できないようにします。 この関数は、開発およびデバッグ ツールで使用されます。
この関数は、開発者ライセンスがシステムに存在する場合にのみ成功します。 呼び出しプロセスが成功すると、ユーザー インターフェイス特権分離 (UIPI) の制限に従って、次のアクションを実行できるようになります。
- グローバル フック (およびイベント フック) を Windows ストア アプリ プロセスにアタッチします。
- Windows ストア アプリ プロセス、Windows ストア アプリ ブラウザー、システム プロセス、デスクトップ アプリケーション プロセスの間に入力キューをアタッチします。
- Windows ストア アプリとデスクトップ環境の間でフォアグラウンドを任意に変更します。
構文
BOOL SetProcessRestrictionExemption(
BOOL fEnableExemption
);
パラメーター
fEnableExemption
TRUE に設定すると、呼び出し元プロセスの除外を無効にする要求が示されます。
戻り値
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
IL コードを使用するデスクトップおよび Windows ストア アプリのプロセスやプロセスなど、任意のプロセスでこの関数を呼び出すことができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |