SetDllDirectoryA 関数 (winbase.h)
アプリケーションの DLL の検索に使用する検索パスにディレクトリを追加します。
構文
BOOL SetDllDirectoryA(
[in, optional] LPCSTR lpPathName
);
パラメーター
[in, optional] lpPathName
検索パスに追加するディレクトリ。 このパラメーターが空の文字列 ("") の場合、呼び出しは既定の DLL 検索順序から現在のディレクトリを削除します。 このパラメーターが NULL の場合、関数は既定の検索順序を復元します。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は 0 以外です。
関数が失敗した場合、戻り値は 0 です。 拡張エラー情報を取得するには、GetLastError
備考
手記
パッケージ化されたプロセスまたは保護されたプロセスを実行
SetDllDirectory
- アプリケーションの読み込み元ディレクトリ。
- lpPathName パラメーターで指定されたディレクトリ。
- システム ディレクトリ。 GetSystemDirectory 関数を使用して、このディレクトリのパスを取得します。 このディレクトリの名前は System32 です。
- 16 ビット システム ディレクトリ。 このディレクトリのパスを取得する関数はありませんが、検索されます。 このディレクトリの名前は System です。
- Windows ディレクトリ。 GetWindowsDirectory 関数を使用して、このディレクトリのパスを取得します。
- PATH 環境変数に一覧表示されているディレクトリ。
この関数を使用するアプリケーションをコンパイルするには、_WIN32_WINNTを 0x0502 以降として定義します。 詳細については、「Windows ヘッダーの使用」を参照してください。
手記
winbase.h ヘッダーは、Unicode プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして SetDllDirectory を定義します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードに依存しないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルエラーやランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「関数プロトタイプの 規則」を参照してください。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
サポートされる最小クライアント | Windows Vista、WINDOWS XP SP1 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされる最小サーバー | Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |
ターゲット プラットフォーム の |
ウィンドウズ |
ヘッダー | winbase.h (Windows.h を含む) |
ライブラリ | Kernel32.lib |
DLL | Kernel32.dll |
関連項目
AddDllDirectory の
GetDllDirectory の
GetSystemDirectory の
GetWindowsDirectory の