次の方法で共有


STORAGE_TEMPERATURE_DATA_DESCRIPTOR構造体 (winioctl.h)

この構造体は、ストレージ デバイスまたはアダプターから温度データを返すために、IOCTL_STORAGE_QUERY_PROPERTY と組み合わせて使用されます。

構文

typedef struct _STORAGE_TEMPERATURE_DATA_DESCRIPTOR {
  DWORD                    Version;
  DWORD                    Size;
  SHORT                    CriticalTemperature;
  SHORT                    WarningTemperature;
  WORD                     InfoCount;
  BYTE                     Reserved0[2];
  DWORD                    Reserved1[2];
  STORAGE_TEMPERATURE_INFO TemperatureInfo[ANYSIZE_ARRAY];
} STORAGE_TEMPERATURE_DATA_DESCRIPTOR, *PSTORAGE_TEMPERATURE_DATA_DESCRIPTOR;

メンバー

Version

この構造体のサイズをバイト単位で格納します。 構造体にメンバーが追加されると、このメンバーの値が変更されます。

Size

返されるデータの合計サイズをバイト単位で指定します。 これには、この構造に続くデータが含まれる場合があります。

CriticalTemperature

通常の動作を妨げる可能性がある最低温度 (摂氏) を示します。 この温度を超えると、データ損失、デバイスの自動シャットダウン、極端なパフォーマンス調整、永続的な損傷が発生する可能性があります。

WarningTemperature

動作や信頼性を低下させることなく、デバイスが継続的に動作できる最高温度 (摂氏) を示します。

InfoCount

TemperatureInfo で報告されるSTORAGE_TEMPERATURE_INFO構造体の数を指定します。 ドライブに複数のセンサーがある場合、複数の温度データセットが返される場合があります。

Reserved0[2]

将来使用するために予約されています。

Reserved1[2]

将来使用するために予約されています。

TemperatureInfo[ANYSIZE_ARRAY]

STORAGE_TEMPERATURE_INFOの種類のデバイス温度データ。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2016
Header winioctl.h (Windows.h を含む)

こちらもご覧ください

IOCTL_STORAGE_QUERY_PROPERTY

IOCTL_STORAGE_SET_TEMPERATURE_THRESHOLD

STORAGE_PROPERTY_ID

STORAGE_PROPERTY_QUERY

STORAGE_TEMPERATURE_INFO