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UMS_SYSTEM_THREAD_INFORMATION構造体 (winbase.h)

UMS スケジューラ スレッド、UMS ワーカー スレッド、または UMS 以外のスレッドを指定します。

警告

Windows 11時点では、ユーザー モードのスケジュール設定はサポートされていません。 すべての呼び出しがエラー ERROR_NOT_SUPPORTEDで失敗します。

構文

typedef struct _UMS_SYSTEM_THREAD_INFORMATION {
  ULONG UmsVersion;
  union {
    struct {
      ULONG IsUmsSchedulerThread : 1;
      ULONG IsUmsWorkerThread : 1;
    } DUMMYSTRUCTNAME;
    ULONG ThreadUmsFlags;
  } DUMMYUNIONNAME;
} UMS_SYSTEM_THREAD_INFORMATION, *PUMS_SYSTEM_THREAD_INFORMATION;

メンバー

UmsVersion

UMS バージョン。

GetUmsSystemThreadInformation 関数を呼び出す前に、このメンバーを UMS_VERSION に設定する必要があります。

DUMMYUNIONNAME

DUMMYUNIONNAME.DUMMYSTRUCTNAME

DUMMYUNIONNAME.DUMMYSTRUCTNAME.IsUmsSchedulerThread

スレッドが UMS スケジューラ スレッドであることを指定するビットフィールド。

DUMMYUNIONNAME.DUMMYSTRUCTNAME.IsUmsWorkerThread

スレッドが UMS ワーカー スレッドであることを指定するビットフィールド。

DUMMYUNIONNAME.ThreadUmsFlags

注釈

GetUmsSystemThreadInformation 関数によって使用されます。

IsUmsSchedulerThreadIsUmsWorkerThread の 1 つ以上が設定されます。

IsUmsSchedulerThreadIsUmsWorkerThread の両方がクリアされている場合、スレッドは UMS 以外のスレッドになります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント WINDOWS 7 sp1 [デスクトップ アプリのみ]、Windows 7 (64 ビットのみ) と Windows Server 2008 R2 (64 ビットのみ) KB977165インストール済み
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 SP1 [デスクトップ アプリのみ]
Header winbase.h (Windows.h を含む)