WS_SSL_TRANSPORT_SECURITY_BINDING構造体 (webservices.h)
SSL/TLS プロトコル ベースのトランスポート セキュリティの使用を指定するためのセキュリティ バインディング サブタイプ。
このセキュリティ バインディングは、 WS_HTTP_CHANNEL_BINDINGでのみサポートされます。
このセキュリティ バインディングでは、次のセキュリティ バインディング プロパティを指定できます。
- WS_SECURITY_BINDING_PROPERTY_CERT_FAILURES_TO_IGNORE (クライアント側のみ)
- WS_SECURITY_BINDING_PROPERTY_DISABLE_CERT_REVOCATION_CHECK (クライアント側のみ)
- WS_SECURITY_BINDING_PROPERTY_REQUIRE_SSL_CLIENT_CERT (サーバー側のみ)
構文
typedef struct _WS_SSL_TRANSPORT_SECURITY_BINDING {
WS_SECURITY_BINDING binding;
WS_CERT_CREDENTIAL *localCertCredential;
} WS_SSL_TRANSPORT_SECURITY_BINDING;
メンバー
binding
このセキュリティ バインディング サブタイプとその他のすべてのセキュリティ バインディング サブタイプの派生元となる基本型。
localCertCredential
このセキュリティ バインディングで使用するローカル証明書の資格情報。
サーバー側: WS_HTTP_CHANNEL_BINDINGを使用してトランスポート セキュリティに SSL を使用する場合、httpcfg ツールを使用してサーバー証明書をアプリケーションによって登録する必要があり、このフィールドを NULL に設定する必要があります。 それ以外の場合は、このフィールドを使用してサーバー SSL 証明書を指定する必要があります。
クライアント側: クライアント証明書を SSL で使用する場合は、このフィールドを使用して指定する必要があります。 クライアント証明書を使用しない場合は、このフィールドを NULL に設定する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | webservices.h |