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WS_VALIDATE_PASSWORD_CALLBACKコールバック関数 (webservices.h)

受信側でユーザー名とパスワードのペアを検証します。 このコールバックを含む WS_USERNAME_MESSAGE_SECURITY_BINDING がセキュリティの説明に含まれている場合、このコールバックはサーバーで受信したメッセージごとに呼び出されます。 このコールバックは、ユーザー名とパスワードのペアが正常に検証されたS_OKif、ペアを検証できなかったときにS_FALSE、予期しないエラーが発生した場合はエラー値を返す必要があります。 このコールバックからS_OK以外の結果を返すと、関連付けられた受信メッセージがセキュリティ エラーで失敗します。

すべてのセキュリティ コールバックと同様に、アプリケーションはチャネル/リスナーのオープンとクローズの間にいつでもこのコールバックを受け取るように想定する必要がありますが、チャネルが開かれないときは呼び出されません。 現在のドロップでは、このコールバックは常に同期的に呼び出されます。 次のドロップでは、このコールバックは同期メッセージ受信に対して同期的に呼び出され、非同期メッセージ受信の場合は非同期的に呼び出されますが、非同期で呼び出されると常に 短く 呼び出されます。

構文

WS_VALIDATE_PASSWORD_CALLBACK WsValidatePasswordCallback;

HRESULT WsValidatePasswordCallback(
  [in, optional] void *passwordValidatorCallbackState,
  [in]           const WS_STRING *username,
  [in]           const WS_STRING *password,
  [in, optional] const WS_ASYNC_CONTEXT *asyncContext,
  [in, optional] WS_ERROR *error
)
{...}

パラメーター

[in, optional] passwordValidatorCallbackState

このコールバックを呼び出すときに返される状態。

[in] username

ユーザー名を受け取った。

[in] password

受信したパスワード。

[in, optional] asyncContext

関数を非同期で呼び出す方法に関する情報。同期的に呼び出す場合は NULL

[in, optional] error

関数が失敗した場合に追加のエラー情報を格納する場所を指定します。

戻り値

このコールバック関数は値を返しません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー webservices.h