IWbemClassObject::SpawnInstance メソッド (wbemcli.h)
クラスの新しいインスタンスを作成するには、 IWbemClassObject::SpawnInstance メソッドを使用します。 現在のオブジェクトは、IWbemServices::GetObject、IWbemServices::CreateClassEnum、または IWbemServices::CreateClassEnumAsync を使用して Windows Management から取得したクラス定義である必要があります。次に、このクラス定義を使用して新しいインスタンスを作成します。
インスタンスを実際に Windows Management に書き込むには、 IWbemServices::P utInstance の呼び出しが必要です。 IWbemServices::P utInstance を呼び出す前にオブジェクトを破棄する場合は、単に IWbemClassObject::Release を呼び出します。
インスタンスからのインスタンスの生成はサポートされていますが、返されるインスタンスは空であることに注意してください。
構文
HRESULT SpawnInstance(
[in] long lFlags,
[out] IWbemClassObject **ppNewInstance
);
パラメーター
[in] lFlags
予約済み。 このパラメーターは、0 にする必要があります。
[out] ppNewInstance
NULL にすることはできません。 クラスの新しいインスタンスを受け取ります。 ポインターが不要になった場合、呼び出し元は IWbemClassObject::Release を呼び出す必要があります。 エラーが発生した場合、新しいオブジェクトは返されず、ポインターは変更されません。
戻り値
このメソッドは、メソッド呼び出しの状態を示す HRESULT を返します。 次の一覧は、 HRESULT に含まれる値の一覧です。 一般的な HRESULT 値については、「 システム エラー コード」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wbemcli.h (Wbemidl.h を含む) |
Library | WbemUuid.lib |
[DLL] | CIMWin32.dll;Esscli.dll;Fastprox.dll。FrameDyn.dll;FrameDynOS.dll;Krnlprov.dll;Ncprov.dll;Wbemcore.dll;Wbemess.dll;Wmipiprt.dll |