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ISelectionProvider2 インターフェイス (uiautomationcore.h)

ISelectionItemProvider インターフェイスを拡張して、選択した項目に関する情報を提供します。

継承

ISelectionProvider2 インターフェイスは、ISelectionProvider インターフェイスから継承されます。

メソッド

ISelectionProvider2 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ISelectionProvider2::get_CurrentSelectedItem

現在選択されている項目を取得します。
ISelectionProvider2::get_FirstSelectedItem

選択した項目のグループ内の最初の項目を取得します。
ISelectionProvider2::get_ItemCount

選択した項目の数を取得します。
ISelectionProvider2::get_LastSelectedItem

選択した項目のグループ内の最後の項目を取得します。

注釈

このインターフェイスは、Microsoft UI オートメーション プロバイダーによって実装されます。

コンテナー内の選択が大幅に変更された場合、プロバイダーは UIA_Selection_InvalidatedEventId 型のイベントを発生させる必要があります。

リストまたは 2D グリッドから選択する場合、AT がエンド ユーザーによりよく読みたい主な情報があります。 Excel を主な例として使用すると、AT が優れたエクスペリエンスを提供するために必要な 4 つのメイン情報があります。

  • 選択範囲の最初のセル
  • 選択範囲の最後のセル
  • 選択した現在のアイテム
  • 合計カウント
複数のセルが選択されている Excel スプレッドシートの画像。選択範囲はセル F5 の右上から始まり、セル D7 の左下で終了します。 上の図は、2D 選択の終了状態を示しています。
  • ユーザーはセル F5 で開始しました (入力した場合はデータが移動するため、フォーカス入力が続く場所に注意してください)
  • ユーザーが列を下方向に選択してセル F7
  • その後、ユーザーは左からセル D7 を選択します

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10バージョン 1709 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2016 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー uiautomationcore.h (UIAutomation.h を含む)

こちらもご覧ください

ISelectionItemProvider

UI オートメーション プロバイダーの概要