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RasSecurityDialogComplete 関数 (rasshost.h)

RasSecurityDialogComplete 関数は、サードパーティのセキュリティ認証トランザクションの結果を RAS サーバーに通知します。 サードパーティの RAS セキュリティ DLL は、リモート ユーザーの認証が完了したときに RasSecurityDialogComplete を呼び出します。

RAS サーバーは、サーバーがセキュリティ DLL の RasSecurityDialogBegin エントリ ポイントを呼び出すときに、RasSecurityDialogComplete 関数へのポインターを渡します。

メモWindows Server 2008、Windows Server 2003、Windows 2000 Server、Windows NT Server 4.0 では、現在、シリアル デバイスのみの RAS セキュリティ ホストサポートが提供されています。 Integrated Services Digital Network (ISDN) や仮想プライベート ネットワーク (VPN) 接続など、その他の種類の接続はサポートされていません。
 

構文

void RasSecurityDialogComplete(
  [in] SECURITY_MESSAGE *pSecMsg
);

パラメーター

[in] pSecMsg

認証トランザクションの結果を指定する SECURITY_MESSAGE 構造体へのポインター。

戻り値

なし

解説

リモート ユーザーの認証が完了すると、セキュリティ DLL は RasSecurityDialogComplete 関数を呼び出して結果を報告します。 その後、RAS サーバーはクリーンアップ シーケンスを実行します。 このクリーンアップ シーケンスの一環として、RAS サーバーはセキュリティ DLL の RasSecurityDialogEnd 関数を呼び出して、必要に応じて独自のクリーンアップを実行する機会を DLL に提供します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー rasshost.h
[DLL] Rasman.dll

こちらもご覧ください

RAS サーバー管理機能

RasSecurityDialogBegin

RasSecurityDialogEnd

リモート アクセス サービス (RAS) の概要

SECURITY_MESSAGE