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RasConnectionNotificationA 関数 (ras.h)

RasConnectionNotification 関数は、RAS 接続の作成時または終了時にシステムがシグナル状態に設定するイベント オブジェクトを指定します。

構文

DWORD RasConnectionNotificationA(
  [in] HRASCONN unnamedParam1,
  [in] HANDLE   unnamedParam2,
  [in] DWORD    unnamedParam3
);

パラメーター

[in] unnamedParam1

通知を受信する RAS 接続へのハンドル。 これは、RasDial または RasEnumConnections 関数 返されるハンドルです。 このパラメーターを INVALID_HANDLE_VALUEすると、ローカル クライアント上のすべての RAS 接続に関する通知が受信されます。

[in] unnamedParam2

イベント オブジェクトのハンドルを指定します。 イベント オブジェクトを作成するには、CreateEvent 関数を使用します。

[in] unnamedParam3

hEvent パラメーターで指定されたイベント オブジェクトをシステムが通知する RAS イベントを指定します。 このパラメーターは、次の値の組み合わせです。

価値 意味
RASCN_Connection
hrasconnINVALID_HANDLE_VALUEされている場合は、RAS 接続の作成時 hEvent が通知されます。
RASCN_Disconnection
hEvent は、hrasconn 接続が終了したときに通知されます。 hrasconn がマルチリンク接続の場合、すべてのサブエントリが切断されたときにイベントが通知されます。 hrasconn INVALID_HANDLE_VALUE場合、RAS 接続が終了したときにイベントが通知されます。
RASCN_BandwidthAdded
Windows NT: hrasconn が結合されたマルチリンク接続へのハンドルである場合、hEvent はサブエントリが接続されたときに通知されます。
RASCN_BandwidthRemoved
Windows NT: hrasconn が結合されたマルチリンク接続へのハンドルである場合、サブエントリが切断されたときに hEvent 通知されます。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は ERROR_SUCCESS

関数が失敗した場合、戻り値は、ルーティングとリモート アクセスエラー コード または Winerror.h からの 0 以外のエラー コードです。

備考

イベント オブジェクトが通知されるタイミングを確認するには、待機関数のいずれかを使用します。

イベントが通知されたら、RasEnumConnectionsなど、他の RAS 関数を使用して、作成または終了された RAS 接続に関する詳細情報を取得します。

手記

ras.h ヘッダーは、Unicode プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして RasConnectionNotification を定義します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードに依存しないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルエラーやランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「関数プロトタイプの 規則」を参照してください。

必要条件

要件 価値
サポートされる最小クライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされる最小サーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ターゲット プラットフォーム の ウィンドウズ
ヘッダー ras.h
ライブラリ Rasapi32.lib
DLL Rasapi32.dll

関連項目

CreateEvent の

RasEnumConnections

リモート アクセス サービス (RAS) の概要

リモート アクセス サービス関数 の