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PNRPINFO_V1 構造体 (pnrpns.h)

PNRPINFO_V1構造体は、WSAQUERYSET 構造体の lpBlob メンバーによって指されます。

構文

typedef struct _PNRPINFO_V1 {
  DWORD                    dwSize;
  LPWSTR                   lpwszIdentity;
  DWORD                    nMaxResolve;
  DWORD                    dwTimeout;
  DWORD                    dwLifetime;
  PNRP_RESOLVE_CRITERIA    enResolveCriteria;
  DWORD                    dwFlags;
  SOCKET_ADDRESS           saHint;
  PNRP_REGISTERED_ID_STATE enNameState;
} PNRPINFO_V1, *PPNRPINFO_V1;

メンバー

dwSize

この構造体のサイズを指定します。

lpwszIdentity

ID を含む Unicode 文字列を指します。

nMaxResolve

要求された解決数を指定します。

dwTimeout

応答を待機する時間を秒単位で指定します。

dwLifetime

更新操作間の秒数を指定します。 86400 (24 * 60 * 60 秒) にする必要があります。

enResolveCriteria

一致を解決するために使用する条件を指定します。 PNRP では、最初に一致する名前を検索するか、サービスの場所に数値的に近い名前を検索できます。 有効な値は 、PNRP_RESOLVE_CRITERIAによって指定されます。

dwFlags

解決操作に使用するフラグを指定します。 有効な値は次のとおりです。

説明
PNRPINFO_HINT saHint メンバーが使用されることを示します。 ヒントは、PNRP ID のサービスの場所部分がどのように生成されるかに影響します。また、名前の解決方法にも影響し、複数のピア名を選択する方法を指定します。

saHint

場所に使用する IPv6 アドレスを指定します。 dwFlags メンバーはPNRPINFO_HINTする必要があります。

enNameState

登録済み ID の状態を指定します。 この値は予約済みであり、0 (0) に設定する必要があります。

注釈

Windows Vista 以降では、 PNRPINFO_V2 構造を使用してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP と SP2 [デスクトップ アプリのみ]、Windows XP 用 Advanced Networking Pack を使用した SP1 の Windows XP
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
Header pnrpns.h

こちらもご覧ください

PNRP と BLOB

PNRP と WSAQUERYSET

PNRPINFO_V2

WSAQUERYSET