ImageEnumerateCertificates 関数 (imagehlp.h)
イメージ ファイルに現在含まれている証明書に関する情報を取得します。
構文
BOOL IMAGEAPI ImageEnumerateCertificates(
[in] HANDLE FileHandle,
[in] WORD TypeFilter,
[out] PDWORD CertificateCount,
[in, out] PDWORD Indices,
[in, optional] DWORD IndexCount
);
パラメーター
[in] FileHandle
検査するイメージ ファイルへのハンドル。 このハンドルは、FILE_READ_DATAアクセスのために開く必要があります。
[in] TypeFilter
証明書情報を返すときにフィルターとして使用する証明書セクションの種類。 CERT_SECTION_TYPE_ANYは、画像に存在するすべてのセクションの種類に関する情報を渡す必要があります。
[out] CertificateCount
TypeFilter パラメーターで指定された型のセクションを含むイメージ内の証明書の数を受け取る変数へのポインター。 何も見つからない場合、このパラメーターは 0 です。
[in, out] Indices
必要に応じて、指定した型のセクションを含む証明書にインデックスの配列を返すために使用するバッファーを提供します。 インデックス値に対して順序を指定する必要はなく、CERT_SECTION_TYPE_ANYクエリを実行しても連続しているとは限りません。
[in, optional] IndexCount
インデックス バッファーのサイズ (DWORD 単位)。 このパラメーターは、 インデックス が存在するたびに調べられます。 CertificateCount が IndexCount より大きい場合、インデックスには、イメージ内で見つかった最初の IndexCount セクションが入力されます。その他は返されません。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は TRUE になります。
関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。 拡張エラー情報を取得するには、 GetLastError を呼び出します。
解説
ImageEnumerateCertificates 関数は、イメージ ファイルに現在含まれている証明書に関する情報を返します。 これには、任意の種類 (または任意の型) のセクションを含む証明書を返すフィルター機能があります。
興味深い証明書のインデックスが検出されたら、 ImageGetCertificateData 関数に渡して、証明書の実際の本体を取得できます。
ImageHlp 関数 (この関数など) はすべてシングル スレッドです。 そのため、複数のスレッドからこの関数を呼び出すと、予期しない動作やメモリ破損が発生する可能性があります。 これを回避するには、複数のスレッドからのすべての同時呼び出しをこの関数に同期する必要があります。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | imagehlp.h |
Library | Imagehlp.lib |
[DLL] | Imagehlp.dll |