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ListView_Scroll マクロ (commctrl.h)

リスト ビュー コントロールの内容をスクロールします。 このマクロを使用することも、LVM_SCROLL メッセージを明示的に送信することもできます。

構文

BOOL ListView_Scroll(
   HWND hwndLV,
   int  dx,
   int  dy
);

パラメーター

hwndLV

型: HWND

リスト ビュー コントロールのハンドル。

dx

型: int

リスト ビューコンテンツの現在位置を基準にした水平スクロールの量をピクセル単位で指定する int 型の値です。 リスト ビュー コントロールがリスト ビュー内にある場合、この値は列全体を形成する最も近いピクセル数に切り上げられます。

dy

型: int

リスト ビューコンテンツの現在 位置を基準にした垂直スクロールの量をピクセル単位で指定する int 型の値です。

戻り値

型: BOOL

成功した場合 TRUE を返し、それ以外の場合は FALSE 返します。

備考

リスト ビュー コントロールがレポート ビューにある場合、コントロールは行全体の増分でのみ垂直方向にスクロールできます。 したがって、dy パラメーターは、行全体の増分を形成する最も近いピクセル数に丸められます。 たとえば、線の高さが 16 ピクセルで、dy8 が渡された場合、リストは 16 ピクセル (1 行) スクロールされます。 dy7 を渡すと、リストは 0 ピクセル (0 行) スクロールされます。

必要条件

要件 価値
サポートされる最小クライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされる最小サーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
ターゲット プラットフォーム の ウィンドウズ
ヘッダー commctrl.h