KeyboardShortcut プロパティ
KeyboardShortcut プロパティは、指定されたアクセシビリティ対応オブジェクトをアクティブにするキーまたはキーの組み合わせを表します。
KeyboardShortcut プロパティは、IAccessible::get_accKeyboardShortcut を呼び出すことによって取得されます。
取得した文字列は 、ショートカット キー ( キーボード アクセラレータとも呼ばれます) または アクセス キー ( ニーモニックとも呼ばれます) を表します。 アクセス キーは、メニュー、メニュー項目、またはコントロールのラベル (プッシュ ボタンなど) のテキストの下線付きの文字です。
取得した文字列には、修飾キーまたはキーと共にキーの名前が含まれている必要があります。 クライアントが簡単に解析できるように、文字列は次の形式である必要があります: [[修飾子キー]+[...]+] キー名。
たとえば、Alt + F、Ctrl + Alt + 4、WIN + F1、Ctrl + Alt + Shift + BACKSPACE、または単に BACKSPACE などがあります。
次の表に、修飾子キーの一覧を示します。
修飾キー | 説明 |
---|---|
Alt | 代替修飾子キー |
CTRL | コントロール修飾子キー |
Shift | Shift 修飾子キー |
勝つ | Windows ロゴ キー |
FN | ポータブル コンピューターのファンクション キー |
キーボード ショートカット文字列をローカライズしないでください。
両方のキー型を持つオブジェクトの処理
オブジェクトにショートカット キーとアクセス キーの両方がある場合、 KeyboardShortcut プロパティはアクセス キーを返します。 アクセス キーは、オブジェクトまたはオブジェクトの親にキーボード フォーカスがあるときにユーザーが押すキーです。 たとえば、[ 印刷 ] メニュー項目には、ショートカット キー (Ctrl + P) とアクセス キー (P) の両方がある場合があります。 メニューがアクティブな状態で Ctrl + P キーを押すと、何も起こりません。 ただし、メニューがアクティブな状態でユーザーが P キーを押すと、アプリケーションの [印刷 ] ダイアログ ボックスが呼び出されます。 この場合、 KeyboardShortcut プロパティは、メニューにキーボード フォーカスがあるときにユーザーが押す必要がある内容を反映するために "P" になります。